“直す”の価値
ジーンズリペア講座への
想い
この仕事は、「これなら自分にもできるかもしれない」という小さなきっかけから始まりました。
しかし向き合うほどに、その奥行きと可能性の広さに気づかされます。
技術は、手先だけで捉えられるものではありません。
お客様に届く一着の裏には、見えない構造や判断の積み重ねがあります。
その“見えない部分”にどう向き合うかが、仕上がりを大きく左右します。
「もう無理かもしれない」と思う状態から、どう発想を広げられるか。
その積み重ねこそが、新しい価値を生み出していきます。
私たちは、技術とは“見えないものを捉え、形にする思考”だと考えています。
Thought 01 お直しの本質 「直す」ではなく「引き出す」
私たちにとって“お直し”とは、ただモノを修復することではありません。
ジーンズは、その人の筋肉や体型、暮らし方によって形は変わります。同じ服であっても、一人ひとりに違う「意味」と「記憶」が宿っています。お直しの仕事とは、その人が自覚していなかった“らしさ”や“想い”を引き出すこと。「何をしたかったのか」「どう生きていきたいのか」そんな内面までも映し出す それが、私たちの考えるお直しの価値です。
Thought 02
働くことの意味
「技術 × 生き方」
ここで学ぶのは、単なる技術ではありません。
針と糸を通して、自分自身の生き方を見つめ直し、“自分の手で、人の暮らしを支える”という誇りを育てます。働く人にとっても、この技術は“匠の技”としてのやりがいを与えます。年齢や立場に関係なく、学び続け、技を磨き続ける。その中に「職人として生きる喜び」があります。
Thought 03
敬いとつながり
「縦」「横」「立体」
私たちは、「縦のつながり」= 先人への敬意と学び
「横のつながり」= 同じ志を持つ仲間との共創を大切にしています。
そして、それらが交わって生まれる「立体的なつながり」こそが、技術を超えた“文化”の土台になると考えています。
Thought 04 ハッピーリタイアの考え方
この世界に「退職」という終わりはありません。
自分で自分のリタイアを決められるそれが、職人としての最も自由で幸せなあり方です。想いと技術を次の世代にバトンとして渡す。ネガティブな引退ではなく、“ハッピーリタイア”として未来へ技術と心をつなぐことを大切にしています。